民主党は13日午前、常任幹事会を国会内で開き、菅代表、羽田幹事長、熊谷選対事務総長は統一地方選の前半戦について総括するとともに、後半戦に全力をあげるよう要請した。
まず、菅代表が「最も重視した都知事選挙は大変残念だった。反省をし、お詫びする。しかし、北海道、神戸、愛知、秋田、山形などでは善戦したし、女性の議員を増やそうというわが党の取り組みは成果をあげた。後半戦はこれから。重要な戦いでありそれぞれ全力をあげていただきたい」「次は衆議院選挙。関ヶ原の戦いへ、党の態勢を固めてもらいたい」とあいさつ。
続いて羽田幹事長は「静岡8区の衆議院補選では、親子2代で歩き回った自民党候補を2月に立候補したわが党候補者があそこまで追い上げた。チャレンジすれば勝てる」「マスコミなどが民主党の分裂を言っているが、結束することが何といっても大切」と結束の重要性を訴えた。
また、熊谷選対事務総長は「過剰な悲観に陥ることはない。代表を中心に総選挙態勢をつくることが何より大切。候補者擁立に全力をあげる」と決意を明らかにした。
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