岡田克也代表は30日午後、金沢市内で記者団に対し、参議院における郵政民営化関連法案の審議に関連して、まだ議論はつきていないなどと述べ、来週中の採決の可能性は低いとの見通しを示した。
岡田代表は、衆議院解散の見通しについて、時期はわからないとしながらも「何かあってもいいように最低限の準備をと指示した」と述べ、「自覚を持ってやってくれていると思う」と見解を示した。
参議院の郵政民営化に関する特別委員会で、中央公聴会の日程が決定したことについては、「まだ議論はつきていない」と述べるとともに「自民党にはまだ採決に臨むだけの自信はない」として、5日採決はないとの考えを示した。
このほか岡田代表は、年金改革両院合同会議の状況、子ども・子育て支援策への考え方などについて語った。
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