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2005/07/30
党京都府連、第4回目のNPO政策・予算ヒアリングを開催
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民主党京都府連は30日、京都市内で「2005年度NPO政策・予算公開ヒアリング」を開催した。同企画は党京都府連が毎年取り組んでいるパネルディスカッション形式のヒアリングで、今回が4回目。地元NPO関係者など約50名が参加した。

 パネリストには福山哲郎参議院議員(京都府連会長)、若井康彦衆議院議員(党NPO局長)、高比良正司氏(NPO推進ネット専務理事)、深尾昌峰氏(きょうとNPOセンター事務局長)のほか、行政からも京都府・京都市の担当がそれぞれ参加した。

 冒頭、福山議員より、「政府が行おうとしている公益法人改革は、NPOに対する税制や規制の強化につながるもので、時代に逆行している。民主党は、現場の声を聞いて政策をつくりたい」と挨拶があり、続いて若井局長より、党のNPO分野に関する取り組みについて、運動・政策両面からの説明が行われた。

 また、高比良氏からは、NPO予算がもつ問題点と改善すべき点について簡潔な説明があった。きょうとNPOセンターの深尾氏からは、「がんばっているNPOが正しく評価される仕組みの構築が必要」、「行政の事業委託に依存しなくてもいいようにNPOへのお金の流れ方を考えるとき」といった意見表明がなされた。京都府・京都市からもそれぞれの取り組みについて丁寧な説明が行われた。

 会場からは事業助成費を人件費に使えるようにすべきといった意見や、NPO同士が目的別・分野別にネットワークをつくっていく必要があるのではないかといった意見が出された。

 閉会にあたり京都府議会議員の田渕五十生氏(京都府連政調委員長)は、「現在党府連は京都のマニフェストづくりに取り組んでいる。本日の意見もぜひ活かしたい」と述べ、全体を締めくくった。

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