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1999/04/26
菅代表、小渕首相と会談
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民主党の菅直人代表は26日夕、首相官邸に小渕首相を訪ね、財・金分離問題やガイドライン法案への自民党や小渕首相の対応に重ねて抗議するとともに、訪米に関して意見交換した。羽田幹事長、中野政調会長、本岡参議院議員会長が同行、与党側は自民党3役、野中官房長官に加えて小沢自由党党首も同席した。

 会談の中で、菅代表はまず先日協議が決裂した財金分離問題について「9月18日の合意は総理との約束だ。約束は約束であり。本来の趣旨どおり実行していただきたい」と述べ、「政党間協議が不調に終わったのは残念」とする小渕首相に強く求めた。
 また、ガイドライン法案についても「地方自治体や民間の協力などについては国民的なコンセンサスが必要だ。、船舶検査について突然削除したのは訪米に間に合わせるためとしか思えない。国会・国民に対し失礼であり、納得できるものではない」と批判した。

 また「日米間で特に大きな問題はない」とする小渕首相に対して、菅代表は「貿易黒字の問題、米国からの日銀の国債引き受けへの圧力も心配だ」と述べ、さらにコソボへのNATO軍の攻撃について「クリントン大統領と意見交換したらどうか」と提案した。

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