菅直人代表を団長とする民主党訪中団が明日２９日から５月６日まで中国を訪問する。

　菅代表は２８日の記者会見で今回の訪中について「戦後派世代の共産党指導部とも交流し、民主党として２１世紀へ向けた日中両国の信頼関係を作りたい」と述べ、責任野党としての独自外交に意欲を示した。またＴＭＤ構想について「中国側は台湾の位置付けを心配しているのだろう。誤解を解くよう、日本の立場をきちんと説明したい」と考えを示した。

　訪中団のメンバーは次のとおり。

団長・菅代表、顧問・本岡昭次議員(参）、副団長・海江田万里、秘書長・小沢鋭仁、団員・小宮山洋子(参）、玄葉光一郎、城島正光、中川正春、近藤昭一、内藤正光(参）の各議員、菅伸子代表夫人、事務局員３名。