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1999/05/07
国立大学改革の学校教育法改正案参議院で審議入り 石田美栄議員が代表質問
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一定の条件を満たした大学生に3年での卒業を認め、国立大学の組織・運営体制を整備するなどの国立大学改革に関する「学校教育法の一部改正案」の趣旨説明が7日の参議院本会議で行われ、民主党から石田美栄議員が代表質問した。

 石田議員は短大教授の経験から、どのような場合に卒業年限の短縮をFめるのか、学長の権限明確化で「学問の自由」「大学の自治」が脅かされないか、さらに新たに設置を義務付けられる「運営諮問会議」の選考方法・メンバー構成はどうするのか、などの具体的問題についてただした。

 「運営諮問会議」委員の選定について、有馬文相は「学内の意見も聞いた上で最終的には学長の主体的判断で決めることになる」との簡潔な答弁ぶりで、元大学総長としての思いは、言葉の上からは感じられなかった。

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