国会議員がその地位を利用して、特定の者に不当な利益を得させることを目的に、公務員にあっせん行為をし賄賂の収受、要求、約束することを禁ずる、いわゆる「あっせん利得収賄罪」法案(国会議員の地位利用収賄等の処罰に関する法律案)が21日、民主、公明、社民、参議院の会により参議院に共同提出された。民主党は、同様の法案を衆議院に提出していた公明党と、野党共闘によって成立の見込みの高い参議院での提出をめざして、今年3月から調整協議を続けていた。