民主党は２５日、国会内で常任幹事会を開き、来る総選挙に向け、新たに「衆議院選挙対策本部」を設置することを決め、構成メンバーを任命した。主な役員は、本部長・菅直人、本部長代行・羽田孜、事務局長・熊谷弘、事務局長・堀込征雄（敬称略）など。ほかに、アクション、政策・宣伝などの分野別プロジェクトチームも設置する。同本部はこれまでの衆議院・統一地方選挙対策本部を改編したもの。

　同対策本部では、６月２１日の党本部主催パーティーに合わせて、同日、都内で全国選対責任者会議を開催する。緊迫している政局を視野に、総選挙体制の早急な確立をはかる。選対方針や擁立状況、争点や政策課題、届出手続き等についての説明のほか、意見交換などが予定されている。