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1998/08/11
衆院本会議 伊藤政調会長が代表質問 「銀行救済・納税者に責任転嫁」を批判
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 民主党の伊藤英成政調会長が11日、衆議院本会議で小渕首相の所信表明に対する代表質問に立った。

 伊藤議員は「経済再生内閣と位置づけるのなら、政府・自民党の情勢判断や経済・財政・金融政策の誤り、無為・無策をまず国民の前で認めるべき」と、前政権の主要閣僚だった小渕首相に失政への反省を迫ったが、「内外の悪条件の影響が予想を上回った」など責任転嫁の答弁に終始した。

 伊藤議員は「不良債権処理のためには、実態開示、責任の明確化が大前提なのに、宮沢蔵相は就任直後いち早く大手銀行は破綻させないと発言した。金融監督庁の検査も終わっていないのに、なぜか」と追及。「政府のシナリオは大手銀行に税金を投入して救済し、納税者が責任をとらされるものだ」と厳しく批判した。宮沢蔵相は「個別具体例は風説の流布につながる」と明確な答弁を避けた。

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  代表質問
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=11611
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