民主党は26日、都内のホテルで次期衆院選の候補者公募の面接選考会を開いた。約560名の応募者から書類選考で絞り込まれた約100名の受験者が、10グループに分かれて党幹部との面接に臨んだ。面接官は菅代表、羽田幹事長、広中副代表、鳩山幹事長代理、山花選対委員長、熊谷選対事務総長、堀込同事務局長、樽床国民運動委員長に、外部から大学教授ら2人を招いた。受験者は教師、主婦、銀行員、公務員など職業もさまざま。30代・40代の男性の比率が高く女性も数名。ボランティア活動や市民運動の経験者も多く見られた。
面接ではそれぞれ3分間の自己紹介をした後、「なぜ民主党を選んだのか」「家族は賛成しているのか」「落選したら仕事はどうするのか」などの質問に一人ずつ答えた。さらに面接官からは、立候補を希望する選挙区とのつながりや、地元での政策争点についての見解など、突っ込んだ質問もあった。鳩山幹事長代理が「選挙になると、何でこんな事までやらなければならないのかという場面がたくさんある。本当に覚悟はできていますか」と尋ねる場面も。
党選挙対策委員会では6月中旬に合格者を発表する予定。
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