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1999/05/28
北朝鮮の子どもたちへ乾パン支援 松本、近藤両議員が帰国
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民主党「北朝鮮食糧支援有志の会」の代表として、子ども達へ乾パンを届けに朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪れていた近藤昭一、松本惟子両衆院議員が27日に帰国し、国会内で記者会見を行った。

 今回で3度めの訪朝となった近藤議員は22日、新潟より船で同国に向かった。松本議員は25日に北京を経由し入国、同日近藤議員と合流した。翌26日、2人は江原道元山市に8万食、南哲里安住市に2万食の乾パンを届けた。

 会見で、近藤議員は「平壌では、6か月から7歳の子ども達の16%が栄養不良だという報告を受けた。日本のNGOも国交がなく長期滞在ができないという問題がある中、熱心に活動している。近い国日本に(食料援助を)期待したいという意見もあった」と報告。また乾パンについて、「調理をしなくても子ども達に直接渡すことができる」と食料援助の食品としてふさわしかったことを強調。

 松本議員は「隣国なのに、ビザを取得するために北京を経由しなければならないなど、本当に近くて遠い国なんだなという印象を受けた。いろいろな問題があるが、それらを克服して食糧で困っている人たちの力になりたいと強く思った」と感想を述べた。

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