原口一博議員は18日の衆議院予算委員会総括質疑で、金融検査権限が金融監督庁に移行する前の大蔵検査では「(不良債権債務者の)業態も公開していないので、国民は何が起こっているのかまったく分からないまま税金を注ぎ込まなければならなかった」と批判し、現在、金融監督庁が大手19行に対して行っている検査結果の公開を求めた。小渕総理は「金融機関の情報開示のあり方は極めて重要」として検討する姿勢を示した。
また、原口議員は「財政構造改革路線によって教育・厚生予算がバッサリと切られている」として、「特に難病対策費を復活していただきたい」と迫ったが、宮下厚相は「軽度の方には自己負担をお願いしているが、難病対策費全体としては増えている」と否定的答弁をした。
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