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1999/12/10
選択的夫婦別姓導入の民法改正案提出/衆参両院に野党会派など共同で
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民主党は10日、共産、社民や野党会派や無所属の有志議員と共同で、選択的夫婦別姓制度の導入や、非嫡出子の相続差別撤廃などを柱とする民法改正案を衆参両院にそれぞれ提出した。

 法案の概要は、(1)結婚する際、夫婦が同じ姓を名乗るのか、それぞれが結婚前の姓を名乗るのか選択できる「選択的夫婦別姓」の導入(2)両親が法律上の結婚をしていない「非嫡出子」にも「嫡出子」と同じ財産の相続権を認める(3)女性が結婚できる最低年齢を現行の16歳から男性と同じ18歳に引き上げる(4)女性の再婚禁止期間を100日に短縮する−−が柱。同じ内容の法案が昨年6月に民主党を含む議員有志で提出されたが、今年の通常国会で廃案になっている。民主党は、今年3月に政調審議会で法案提出を了承し、5月の総務会では所属議員に賛成の党議拘束を行うことを決めている。

 法案提出後、提出した議員団のひとりとして記者会見した民主党の千葉景子議員は、「選択的夫婦別姓は実社会ではほぼ認知されている。この法案を今国会で継続審議に持ち込み、世論を喚起して、来年の通常国会で一日も早く成立させたい」と述べた。

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