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1999/12/15
自自公は国民に犠牲を強いる「権力の虜」/鳩山代表が会見で批判
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民主党の鳩山由紀夫代表は15日の本会議終了後記者会見し、臨時国会終了を前後して自民党と自由党が「政権離脱」をめぐって最後まで混乱した問題について触れ、「小沢党首は、権力志向で離脱カードをちらかせながら政権に留まっているだけのオオカミ中年だ」と批判した。

 また鳩山代表は、「与党三党は、最高裁で有罪判決を受けた藤波議員への辞職勧告決議に反対した。こうした居直りを許した三党は権力のとりこ。各議員はこれからの地元での国会報告で、自自公は国民に犠牲を強いる政権であることを訴えて欲しい」と発言。さらに臨時国会で効果をあげた野党共闘については、「今後足並みが乱れると与党が突いてくる」として、引き続き協力していく姿勢を示した。
 最後に鳩山代表は次期国会での課題として、「ネクストキャビネットを、現在の内閣よりも魅力のあるキャビネットであることをアピールしていきたい」と抱負を語った。

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