羽田幹事長ら民主党・集中豪雨災害対策本部のメンバーが7日、首相官邸に野中官房長官を訪ね、新潟、栃木、福島、茨城など全国各地での集中豪雨災害の復旧と被災者支援のため、緊急対策を講じるよう政府に要請した。羽田本部長に同行したのは、玄葉光一郎、木幡弘道、神田厚各衆院議員、本岡昭次、簗瀬進、和田洋子、佐藤雄平各参院議員。
民主党の同対策本部は、緊急対策として激甚災害の早期指定や災害弔慰金の早期支給、「被災者支援法」に準じた措置など10項目をあげている。申し入れに対して、野中官房長官は「激甚災害指定はできるだけ早くできるよう督励したい」と述べた。
同対策本部では申し入れに先立ち、羽田幹事長が2日に福島県、5日に栃木県の被災地を視察したほか、民主党茨城でも大畠章宏・同副本部長を中心に8月29日、水戸市の那珂川の水害現場などを調査し、地元からの支援要請を受けた。さらに民主党栃木県連では6日から、自治体議員らが中心になって募金活動を始めている。
|