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1998/09/10
小宮山洋子参院議員が初質問/男女ともの労働時間上限規制など主張
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 先の参議院選挙で民主党の比例代表名簿1位で当選した小宮山洋子議員が10日、参院労働・社会政策委員会で初質問に立った。

 小宮山議員は労働基準法改正案について「21世紀の働き方を保障する改正にすべき」との視点から質問した。同改正案では、来年4月から女性保護規定が撤廃されるが、その激変緩和措置として、時間外労働時間の上限を年間150時間とする規制を3年間残すよう、衆議院段階で修正された。小宮山議員は「激変緩和措置終了後、本来めざすべき男女ともの労働時間規制を行うべき」と主張。労働省の伊藤労働基準局長は「(上限水準の)連続性に留意する」と答弁した。

 さらに小宮山議員は(1)有期雇用の上限を3年にすることで、不安定な労働が増えないよう業務を限定すべき(2)裁量労働の業務を限定すべき――などの点を主張した。

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