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1998/10/05
[参院金融法案審議]足立良平参議院議員が代表質問
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 参議院本会議では法案提出者と政府側が各党の代表質問を受けたが、民主党・新緑風会からは足立良平議員が質問に立った。

 足立議員は「政治家主導で法案をまとめた与野党の提出者には心から敬意を表する」としながら、「しかし、与野党の修正協議が決着するまでに1か月もかかった。これは小渕総理がリーダーシップを発揮しなかったばかりか、党首会談の直後に合意内容に反する発言をするなど、混乱を生じさせたため」と、総理の責任を追及した。小渕総理は「私自身、節目節目で自ら決断し、修正案が取りまとめられた」と強弁した。

 足立議員は宮沢蔵相に対しても「政府案の提案責任者であるにも関わらず、評論家然としていた」と批判。「財政と金融の完全分離、金融行政の一元化を再来年1月1日までに施行することに、大蔵省として抵抗しないと明言せよ」と迫った。蔵相は「次期通常国会終了までに法整備する」とのみ答えた。

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