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1999/11/11
「栄誉礼のあり方見直す」伊藤NC大臣の追及に防衛庁長官が渋々
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衆議院安全保障委員会で11日、民主党ネクストキャビネットの伊藤英成外交・安全保障担当大臣は、更迭された西村前防衛政務次官が退任式で自衛隊の栄誉礼を受けた問題を取り上げた。

 伊藤議員は瓦防衛庁長官に「栄誉礼は事前に承知していたか」「栄誉礼は敬意を表するためのものではないか」などと執拗にただした。瓦長官は最初、「離着任の際の儀礼になっていて、受ける受けないは本人の意思による」と切り抜けようとしたが、「総理大臣が更迭した人に防衛庁は敬意を表するのか」と伊藤議員がたたみかけると、「どう答えればご理解願えるのか」と言いながら、ついに「今後、同じような事案で儀礼を受けるべきか、あるべき姿を研究する」と述べ、実質的に栄誉礼は不適切だったと認めた。

 また、伊藤議員は防衛庁の艦船修理の不正入札は「会計法違反ではないか」とただした。これに対して、瓦長官は「入札には至らなかったので会計法違反とは考えていないが、今後の対応については検討したい」と述べたが、伊藤議員は今後さらに追及する姿勢を示した。

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