民主党ネクストキャビネットの松沢成文教育・科学技術担当大臣は16日、宇宙開発事業団のH2ロケットの打ち上げ失敗について、「原子力行政に続き、『科学技術立国』を目指すわが国の技術水準の信頼を、国際的に失墜させてしまった責任は極めて重く、監督官庁である科学技術庁には猛省を促す」との談話を発表した。さらに、「宇宙衛星・ロケット開発技術の遅延を招き、21世紀わが国の産業活動に大きな痛手となる」と指摘、科学技術庁に対し、事故の原因究明を求めた。