トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2004/07/15
日歯連資金流用事件の徹底究明に取り組む(談話)
記事を印刷する

民主党幹事長
自民党ヤミ献金等解明本部本部長
藤井 裕久

政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる資金流用汚職事件で、本日、東京地検特捜部は、吉田幸弘前自民党衆議院議員、臼田貞夫被告(日本歯科医師会前会長)ら3人を逮捕した。

自民党への最大政治献金団体である日歯連は、本年2月、「政治資金規正法違反(虚偽記載)」容疑で特捜部の捜索を受け、4月に「中央社会保険医療協議会」(中医協)をめぐる汚職事件が発覚し、すでに贈収賄容疑で臼田被告はじめ計7人が逮捕、起訴されている。今回の吉田前自民党議員の逮捕で、未だに続くカネまみれの自民党と業界団体との癒着の一端がまたしても明らかになった。

国民の政治への信頼は、古い自民党的な政官業癒着構造による政治とカネの問題で、大きく失墜してきた。この日歯連事件では、他の自民党議員への献金疑惑も報道されている。民主党は、政治の信頼を取り戻すために、自らの政治資金の実態を公表し、党運営の透明性を高め、国民に正直な政治を訴えてきた。今回の事件については、「自民党ヤミ献金等解明本部」を中心として、徹底的な真相の究明を行い、政界の浄化に全力をあげる。さらに、この事件は社会保険制度の根幹をゆるがす問題であることから、早期に臨時国会を開催し、国民の前で徹底的な審議を行うことを要求する。

以上

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.