鳩山代表は22日、民主党兵庫県連の大会への出席に先立ち、神戸市内の特別養護老人ホーム「あいハート須磨」を訪れ、職員や入居者の人達からじかに話を聞いた。訪問には、介護、高齢者福祉に詳しい山井和則さん(近畿ブロック比例・公認予定者)も同行した。
現地に到着した鳩山代表は、「自分で体験してみないとわからない」と、入居者たちと同じように車椅子に乗り、食堂へ。そのまま、セルフサービス方式のカウンターで惣菜をトレイに載せて、入居者の皆さんといっしょに食事をしながら歓談した。「決められたものを食べるのではなく、自分で選べるというのはいいね。それに味もしっかりしている」と、奥様の手料理で舌の肥えている鳩山代表の感想。約30分ほど話した女性の入居者から、「ところで、あなたは若いのにどうしてけがをしたの?」と車椅子姿の理由を聞かれ、思わず苦笑いする場面も。
話を聞いた入居者の1人からは、「夜になると、職員の数が減る、それでも私たちのために頑張ってくれている。もっと人がいればいいのに」と人手不足解消への要望があり、鳩山代表は「少しでもよくしていきたい」と答えていた。
またホームの職員の方々からは、要介護認定の困難さ、一人暮らしの高齢者への対策、難しくなる施設の経営など、介護保険制度の実施への課題や問題点について率直な意見をきいた。
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