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1999/11/29
【羽田幹事長会見】数さえあれば何でもありの人たちとはいっしょにやれない=連携話を一蹴
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羽田孜幹事長は29日の記者会見で、年金改革法案について、自民党側が「民主党は対案も示さず審議を拒否している」などと見当はずれの批判を繰り返していることについて触れ、「拒否しているのではない。ちゃんと重要法案は審議を尽くせと主張している。対案も3月にすでに提出している。それを審議もせずに廃案にしたのは自民党だ。経過をちゃんと調べてから発言すべきだ」と反論。反省するどころか誹謗まで始めた自民党の態度を厳しく批判した。

 また、羽田幹事長は自自公の議会運営について「こんなことがまかり通れば今後何があるかわからない。野党もいらない、という危機的な事態にもなる」と指摘。さらに、「いまは衆議院を解散することしか、国民の政治に対する信頼を取り戻すことは不可能だ」と強調した。

 羽田幹事長は、自民党の亀井政調会長が会見で「民主党の中でもいっしょにやれる人がいる。たとえば羽田さん」と発言したことについて、「私がなぜ自民党を出たのかいまだに理解されていない。中途半端な人は自民党に戻ってしまった。数を合わせればなんでもありの人たちといっしょにやることは考えていない」と一蹴した。

 さらに返す刀で小沢自由党党首の保守新党構想にも触れ、「初心に戻るというのなら、連立から離脱するのが先ではないか」と批判した。

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