鳩山代表は14日の定例記者会見で、政府が提出を予定している第2次補正予算について「またバラマキ予算の体質が露呈されようとしている。歯止めのない財政出動になりかねない」と批判し、政府・与党内から上がっている地方振興券の継続、整備新幹線の推進、政府信用保証の期間延長を求めるなどの動きにクギをさした。
また同日午後開かれた民主党の「ネクストキャビネット」の「閣議」でも、第2次補正予算への対応が話し合われた。従来型の公共事業を中心とした補正予算では「経済波及効果が小さい上に、官主導の有効需要創出への依存を高めるばかりで、経済構造改革に逆行する」として、関係するネクスト大臣のもとで、現在本当に何が必要で、何が本当に有効なのかを検討し、政府提出の補正予算案の問題点を整理し、対案をまとめることを決めた。
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