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1999/10/19
「誰かがやらなければ変わらない」女性公募候補2人が会見
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「女性の元気が、日本を変える」のキャッチフレーズで民主党が公募した次期衆院選の女性候補者で、2人の公認が決まったことを受け、19日党本部で記者会見が行われた。

 公募の結果56名の女性が応募し、その中から書類選考、面接審査を経て37名が合格。現在は本人の希望選挙区や出身地などを考慮して、都道府県連や関係議員とともに全国各地で公認へ向けての作業が進められている。 

 この日紹介されたのは、9月10日に公認が決まった徳島県2区の高井美穂さん(27歳、写真右)と、この日公認決定したばかりの栃木県1区の水島広子さん(31歳、写真左)の2人。

 緊張した面もちで会見に臨んだ2人だったが、高井さんは「国の借金、教育、介護や福祉はいずれも私たちの世代の問題。これからの日本を考える上で政治はそんなに遠いものでないことを私が出ることで、私の世代の人たちに訴えたい」、水島さんは「大学病院の精神科医として、またひとりの働く女性、母親としてこれからの日本に不安、不満を感じている。特に健全な自尊心を持てず、言葉によるコミュニケーションで自己表現ができない子どもの問題を痛切に感じている。もっと個人個人がお互いを尊重し会える心の健康度の高い社会の実現のために、多くの人に自分の思いを伝えたい」とそれぞれ抱負を述べた。

 水島さんの父親は自民党の水島裕参議院議員。しかし「自民党には一度も投票したことはなく、嫌いな政党だ。父と娘で健全な関係を維持しているが、価値観は違う」ときっぱり。

 鳩山代表も「大変若い2人が、民主党という新しい政党に期待感を燃やして誰かがやらねばならなければとの意気込みで出馬を決意された」と頼もしげに2人を見つめた。(2人へのインタビューは民主党ホームページに近日掲載予定)

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