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1999/10/28
「介護保険見直しは選挙目当て」緊急街頭演説で自自公協議を批判
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民主党は28日夕、東京・JR新橋駅前で緊急の街頭演説会を開き、自自公3党が進めている介護保険見直し論議を厳しく批判した。

 竹村泰子男女共同参画局長の司会で、石毛B子衆議院議員、鍵田節哉衆議院議員、今井澄雇用・社会保障担当ネクスト大臣が次々にマイクを握り、「小渕首相の約束した『着実な実施』を反古にして、責任政党といえるのか」「本来なら年金制度の見直しをやらねばならない時に、勤労者の将来への不安は高まるばかりだ」などと口々に訴えた。

 続いて菅政調会長は「保険料徴収の凍結や(介護家族への)現金給付など、一見良さそうに聞こえる政策が、実はせっかく時間をかけて自治体や民間がつくった介護制度を後退させてしまう」と指摘し、「保険料凍結はその間に衆院選があるからだ。こんな有権者をバカにした話はない」と訴えた。

 鳩山代表は、「自分たちの保身と選挙の当選のためだけの保険料凍結論だ」「2005年に見直すなど、それまで自自公政権や小渕政権が存在するかどうかもわからないのに思い上がりも甚だしい」と与党の動きを「選挙目当て」と厳しく批判した。

 最後に福山哲郎参議院議員が「今の自自公はネクスト・エレクション(次の選挙)しか考えていないが、民主党はネクスト・ゼネレーション(次の世代)を考えている」とアピールして締めくくった。

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