民主党の山本孝史・倫理問題プロジェクトチーム座長、田中慶秋・行政監視副部会長、佐々木秀典・内閣委員会理事は11日、公明党とともに、国会議員の株取引を透明化するための「政治倫理の確立のための国会議員の資産公開法改正案(資産公開法改正案)」を衆議院に提出した。
同法案は国会議員とその配偶者、公設秘書の有価証券取引について年に1回、報告書を所属する議院の議長に提出しなければならないとするもので、民主、平和・改革(当時)、自由の3会派の実務者協議が継続されていた。平和・改革は6月に独自案を提出していたが、今回それを取り下げ、一方、自由党は共同提案に加わらず、民主党と公明党との2党共同提案となった。
記者会見した山本孝史議員は「政治家の株取引は規制するべきとの意見もあるが、株取引そのものが悪いわけではなく、公開することが重要」と述べた。
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