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1998/12/12
上田清司、島さとし両議員が「ザ・ニュースペーパー」公演にゲスト出演
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質問コーナーで、ザ・ニュースペーパーから鋭いツッコミを受ける島議員
 民主党の上田清司、島さとし両衆議院議員が12日、時事コントで人気の高い「ザ・ニュースペーパー」の公演にゲスト出演した。

 今回の公演は「政治(マジ)を笑うものを笑う」と題して、各党から若手議員が日替わりで出演し、自分たちの角度から見た「生の政治」を伝えようというもの。12月8日から13日にかけて銀座・博品館劇場で昼夜9公演が行われた。

 民主党からは、12日昼に島さとし議員、同日夜に上田清司議員が出演。橋本前首相、小渕現首相を擁護する立場の与党議員と異なり、するどい言葉を連発して会場から万雷の拍手を浴びた。


 島議員の出演した昼の部をのぞいてみると…。

 前半はザ・ニュースペーパーのコントから。
「航空ビックバン」のコーナーでは、今年、規制緩和によってできた航空会社「スカイマーク」を取り上げた。運輸省や既存の航空業界から嫌がらせを受けていると噂されている同社だが、乗客が遠くに設置されたゲートまで困難を克服しながら歩いて行く様子をパントマイムをまじえて表現したり、経費を節減して料金を半額にしたために、パイロットとスチュワーデスが同一人物であったりと、苦労の様子がパロディで紹介された。

 また、「ある若手政治家」のコーナーでは、古い政治から決別しようとする若手政治家が、駅頭で「朝立ち」をするにもかかわらず誰も足を止めてくれないむなしさを嘆くというシーン。曰く「評論家は勝手だ。勝手なことばかり言っている。彼らがあんなにテレビや雑誌に出られるのは俺たちのおかげだ。政治家が悪い政治をしているからテレビに出られるんだ。あんなに勝手なことばかり言うのなら、俺たちはまじめな政治をしてしまうぞ!」

 後半、島さとし議員がステージに登場。質問コーナーでは、菅直人代表の女性スキャンダルについて聞かれて一瞬ひるんだ島議員だったが、「国会議員の数は多すぎるか」の質問にYES、「国会議員の給料は安すぎるか」の質問にはNO、「チャンスがあれば総理大臣を目指すか」の質問にはYESと堂々と答え、観客からはどよめきの声が漏れた。

 最後はザ・ニュースペーパーのメンバーと共にベルを使って「オーバー・ザ・レインボー」を演奏。普段とは違った雰囲気に四苦八苦しながら無事に演奏を終え、観客から盛んな拍手を浴びていた。

 熱演をおえた島議員は「来年あたり、民主党が政権をとったらザ・ニュースペーパーを国会に招いて公演してもらおう。自民党などの古いタイプの政治家もきっと目を覚ますだろう」と感想を語っていた。

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