民主党は25日の常任幹事会で選挙対策委員会(山花貞夫委員長)提出の衆院議員選挙第4次公認案22人を了承。前回幹事会で第3次公認の補充として大阪10区の肥田美代子さんを決定したこととあわせ、この日までに115人を公認した。
記者会見した羽田孜幹事長は「さらに年内に公認追加する可能性もある。来年は新人発掘に党の総力を挙げる」と表明した。民主党は小選挙区で戦うことを原則としているが、比例単独候補が今回は6人、これまでに11人となることについて、羽田幹事長は「それぞれの地元で小選挙区と調整し、実績、実力のある方についてブロック全体で役割を果たしていただけると判断した」と述べた。他党との選挙協力もあったと説明した。女性は2人となった。
山花選対委員長は記者会見で「正月早々に選対委員会を開いて、まだ調整が残っている県連の皆さんに上京していただき、話を聞く。地域における候補者公募も含め、検討したい」と語った。
第4次公認候補者は以下のとおり。
北海道3区=荒井聰(前)、北海道9区=鳩山由紀夫(現4)、北海道10区=小平忠正(現3)、北海道13区=岡田篤(新)、北海道比例区=池端清一(現7)、北海道比例区=中沢健次(現3)、北海道比例区=三井辨雄(新)、宮城県5区=安住淳(現1)、秋田県3区=中島達郎(新)、東北比例区=日野市朗(現7)、千葉県4区=野田佳彦(前)、千葉県8区=長浜博行(前)、千葉県9区=須藤浩(前)、南関東比例区=松崎公昭(現1)、東京都6区=石井紘基(現2)、東京都10区=鮫島宗明(前)、東京都15区=吉田和子(元)、愛知県8区=伴野豊(新)、愛知県14区=依田喜隆(新)、東海比例区=牧野聖修(前)、鳥取県2区=山内功(新)、長崎県1区=高木義明(現3)
|