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1998/12/25
シンクネット構想、具体化へ
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 民主党は25日の常任幹事会で藁科滿治参議院議員(党政権運営委員会メンバー)から提起された「シンクタンク・情報ネットワーク(シンクネット)構想」の具体化について了承した。

 藁科議員は同構想の狙いについて「目的は大きく2つあり、ひとつは政権政党への基盤整備、もうひとつは海外情報の収集、さらに市民ネットワークとしても考えていきたい」と説明。政権政党への基盤整備としては政策立案力の強化などのため、既存のシンクタンクとの連携をめざし、独自の海外情報の収集のためには主要都市への特派員派遣(委嘱)などを構想している。市民ネットワークとしてはインターネットを利用した市民モニター制度などを提言している。

 今後、シンクネットの総合的な企画・調整機能を担うシンクネット・センターの設立を準備する委員会を常任幹事会のもとに設置する。

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