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2006/05/18
小宮山ネクスト人権担当大臣、ディエヌ特別報告者と会談
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18日午前、小宮山洋子『次の内閣』ネクスト子ども・男女共同参画・人権・消費者担当大臣は、党本部で、国連人権委員会から任命されたディエヌ人種差別特別報告者と会談した。末松義規国際局長、武正公一ネクスト外務副大臣、森ゆうこ国際局副局長、西村智奈美女共同参画委員会副委員長が同席した。

 ディエヌ氏は、1月に日本の人権状況に関する報告書を国連に提出し、フォローアップの目的で今月、非公式に来日中。民主党訪問の理由について「野党の異なった見解を聞き、気がつかない側面を教えていただけることもある」などと語った。

 末松局長の司会で進められた会談の冒頭、ディエヌ氏より、人権問題に関する民主党の認識や取り組みについて質問が出された。小宮山ネクスト大臣は、人権担当大臣という役職が政府内にはないと指摘しつつ、人身取引被害者保護法案の提出などを挙げて、党のこれまでの対応などを説明した。

 会談ではこのほか、民主党側から、沖縄の米軍基地の問題や北朝鮮による拉致問題、条約批准と国内法整備の状況などについて指摘がなされ、小沢一郎代表の掲げる共生の理念も紹介された。また、教育基本法改正や男女共同参画など民主党の政策課題にも言及があった。ディエヌ氏は、人権問題について政党の立場が明確であることは嬉しく、調査報告の参考にしたいなどとの認識を示した。

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