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1999/06/22
拠点病院の機能強化、モニタリングシステムの確立を/特定感染症予防指針の策定に申し入れ
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 民主党厚生部会のメンバーが22日、厚生省に宮下厚相を訪ね、現在公衆衛生審議会感染症予防部会の小委員会で策定作業が進んでいる「エイズに関する特定感染症予防指針」に対して申し入れを行った。朝日俊弘(部会長)今井澄各参議院議員、家西悟、五島正規、山本孝史各衆議院議員が出席した。

 申し入れの骨子は、(1)拠点病院の機能強化など、HIV感染者に対する医療体制の充実を図る(2)国のエイズ対策を外部からチェックする「モニタリングシステム」を確立する(3)「省庁間連絡会議」の設置などにより総合的見地から施策を講じる、の3点。宮下厚相は、「申し入れの趣旨を反映させるよう、検討する」と答えた。

 また、家西議員が席上、口頭で、エイズ患者が治療に使う新薬について「国内では商業ベースに乗らないため新薬の販売申請もなく、輸入の引き受けもない。患者は直接アメリカから高額なものを手に入れねばならない」と現状を訴え、厚生省の対応を要請した。

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