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2006/02/28
海上自衛隊による情報流出について(談話)
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民主党『次の内閣』ネクスト防衛庁長官
長島 昭久


 海上自衛隊の通信担当曹長による、自衛隊法上の「秘密」にデータがインターネット上に流出したことに続き、同様の事案があることが次々と明らかになっている。

 かねてより、サイバーテロの危険性が指摘されてきているにも係わらず、「防衛秘密」に該当する情報を「私物」として扱うこと自体が、当事者および一部局の管理責任はもとより、わが国の安全保障に支障を与えかねない重大な事態である。

 自衛隊は、防衛施設庁幹部による談合事件は言うに及ばずこれまでも、銃刀法違反事件、調達実施本部の事件、燃料談合事件など不祥事が続発し、その度に綱紀粛正を繰り返し口にしてきたが、その言が次々と裏切られつづけられている。

 この問題は、先の談合問題とは性格を異にし、わが国の安全保障に直結する深刻な問題である。改めて、政府は厳正な処分はもちろん、秘密保全の徹底及び再発防止に全力をつくし、失墜した自衛隊に対する信頼を回復すべきである。


以 上

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