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2006/02/21
木俣参院議員の離党を承認、候補者公募実施要項を決定
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21日午前、国会内において第360回常任幹事かが開かれ、木俣佳丈参院議員の離党を承認するとともに、衆参国政選挙の候補者公募要項を決定した。

 会議は川端達夫常任幹事会議長の司会の下に進められ、まず前原誠司代表が挨拶を行った。前原代表は、通常国会開会から1月がたったことを振り返り、「4点セット(耐震偽装、ライブドア、BSE、官製談合)の問題について、国会対策委員会を中心に取り組んでいる。これらは小泉改革の構造的問題であり、必然的なものだ」と指摘した。また、ライブドア問題については、国政調査権の発動を要求しており、水曜日の党首討論、木曜日に予定されている政倫審での自民党の伊藤公介衆院議員への質疑などを通じて、小泉政権を追及していく決意を語った。

 続いて鳩山由紀夫幹事長が、3月4日に行われる全国幹事長・選挙責任者会議の議題整理のため、2月28日に臨時常幹を開くことを報告した。野田佳彦国会対策委員長は、今後の国会日程を報告し、明後日に予定されている政治倫理審査会はフルオープンで行われること、堀江ライブドア前社長・武部自民党幹事長間の疑惑解明のために国政調査権の発動を求めており、国政調査の中でさらに情報を開示することなどを述べた。松本剛明政策調査会長は、学校安全対策基本法案を提出すること、北朝鮮人権法案の提出準備が整っていること、独立行政法人のあり方について総合的な検討を進めること、耐震偽装問題の中間報告を聴取したことなど、『次の内閣』について報告した。

 次に報告・承認事項に移り、鳩山幹事長から、木俣佳丈参院議員より離党届の提出があったこと、党として同議員の問題となった行為についてすすめてきた調査についての報告があり、同議員よりの離党届の受理が承認された。鳩山幹事長は、国民の皆さんに深くお詫びするとともに、今後一層の綱紀粛正に務める決意を表明した。広中和歌子パーティー実行委員長より、パーティーの名称を「民主党パーティー前進2006」とすることおよび準備の進め方について報告があり、承認された。安住淳選挙対策委員長からは、衆議院神奈川県第14区における宮崎雄一郎氏の公認内定、北海道議補選(留萌市選挙区)における本内義徳氏の推薦、国政選挙候補者公募要項について報告があり、承認された。安住選対委員長は質疑の中で、国政選挙候補者公募は、衆参両院選挙を含み、人材プール方式で行うことを述べた。また、大畠章宏組織総局長より、総支部および行政区支部の設立について報告があり、承認された。

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