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2004/04/16
韓国総選挙の結果を受けて(談話)
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民主党幹事長 岡田克也

15日、韓国総選挙が実施され、盧武鉉大統領の与党ウリ党が躍進した。大統領の弾劾の是非が焦点となっていたもので、弾劾に対する韓国民の民意の表れと受け止めたい。

この選挙結果を受け、国民の信任を受けたものとして、先の弾劾可決により権限停止中の大統領は国政に復権するものと考えるが、一方で、弾劾手続きを進め、一時は国民の信頼を失ったとされたハンナラ党も一定の勢力となったことにより、韓国政治が安定したものになるのか、来る憲法裁判所の判断も含め、しっかりと見守っていきたい。

韓国は六者協議の当事国でもあり、日韓関係の動向は、大量破壊兵器問題や拉致事件などをかかえる日朝交渉の行方はもちろん、朝鮮半島の平和と安定のために重要な意味をもつ。政府は、靖国問題等の諸懸案を解決し、良好な日韓関係のさらなる維持・発展に向け、一層の努力を傾注すべきである。

以 上

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