民主党の男女共同参画委員会の笹野貞子委員長ら6名の議員が8日、首相官邸に野中官房長官を訪ね、総務庁が行政相談所の活動をPRするため、毎年秋に地方自治体と協力して全国各地で実施している「一日所長」の選出方法を改善するよう申し入れた。 同委員会の調査では、半数以上がミスコンテストの入賞者。笹野議員は「性別による固定的な役割分担は、男女共同参画基本法の理念違反する」と指摘した。これに対し、野中長官は「地方行政に国がタッチすべきではないが、ちゃんとすべき問題だ」と述べた。