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2004/04/15
日歯連会長らの逮捕を受けて(談話)
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民主党幹事長 岡田克也

昨日、日本歯科医師連盟(日歯連)の臼田貞夫会長、下村健・元社会保険庁長官ら7名が、中央社会保険医療協議会(中医協)における歯科医の診療報酬改定をめぐる贈収賄容疑で東京地検に逮捕された。

医療費の国民負担を大きく左右する診療報酬改定を審議する中医協において、診療報酬の支払い側の被保険者と診療側の日歯連が癒着していたとすれば、中医協を中心とする医療費決定のあり方そのものが問われる事件であり、社会保障制度の根幹に関わる重大な問題である。

また、日歯連をめぐっては、すでに日歯連事務所等が捜索を受けるなど、政治資金規正法違反容疑での捜査が進められている。さらに、身体障害者福祉法改正をめぐる現閣僚や自民党幹部への資金提供疑惑や、少なくとも1億円以上とも言われる巨額の裏献金疑惑など、さまざまな疑惑が取り沙汰されている。

民主党としては、本日設置した日歯連疑惑追及本部を中心に、厚生労働委員会の審議を通じて、厚生行政のあり方を糾していくとともに、日歯連をめぐる事件・疑惑を徹底して追及し、政府・与党が国民に対する説明責任を果たすことを強く求めていく。

以上

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