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2004/03/05
再発防止に取り組み信頼回復に全力をあげる(党声明)
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民主党

 わが党所属の佐藤観樹衆議院議員が、元公設第二秘書の給与をめぐる疑惑が報じられていることを受けて昨日議員辞職願を提出し、本日の衆議院本会議において議員辞職が認められました。わが党所属議員がこのような不祥事を引き起こしたことは誠に遺憾であり、党として国民の皆さまに謹んでお詫び申し上げます。

 わが党はこれまで、山本譲司元議員の事件を真摯に反省し、所属国会議員の公設秘書名、主な勤務地、親族である場合はその旨を公表するなど、再発防止に取り組んできました。この度の不祥事はそれを実施する以前の問題であるとはいえ、この度の事態を重く受け止め、さらなる取り組みが必要だと考えています。

 そこで民主党は、(1)秘書制度改革について、今月中に衆議院議会制度協議会において結論を得るよう、党として積極的に責任を果たすこと、(2)すでに昨年四月に決定している、総支部の政治資金収支報告書に対する外部監査導入について、その具体案を早急にとりまとめ、今年度分の報告書から実施すること、に加えて(3)国会議員の公設秘書に配偶者および同居の親族を採用することを制限することの検討、などさらに踏み込んだ再発防止に取り組む所存です。

 この度の不祥事は、党にとって厳しい痛手となりましたが、積極的に説明責任を果たすとともに再発防止に取り組み、国民の皆さまの理解を深める契機とするべく、全力を挙げて信頼回復に努める決意です。

以 上

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