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1999/09/25
鳩山由紀夫新代表の就任あいさつ


民主党代表選出大会

お集まりのすべての皆さん、本当にありがとうございます。皆さん方のお力をいただいて、菅直人さんというきわめて大きな存在である代表の後を受けて、皆様方とともに仕事をさせていただくことを無上の喜びといたします。本当にご支援ありがとうございます。(拍手)

 思えば、我が身をまさに省みずに出馬をいたしました今回の決断、皆様方に大変あたたかくお迎えをいただきながら、また時には民主党としていかがかといろんなご批判をいただく中で、選挙戦それぞれの立場からそれぞれの候補をご支援下さいました。

 私は、すべての皆様方が民主党を愛し、いやそれ以上に国を愛しておられるからこそ、今回の代表選挙、横路候補に、菅候補に、そして私にまで応援をいただいたということを心からありがたく感謝を申し上げ、その思いを持って、しっかりとした代表になることをめざして頑張ってまいりますから、どうぞご指導のほどをよろしくお願いいたします。(拍手)

 今日お集まりのおひとりおひとり、あなたを信じます。愚直なほどに、民主党が野党として、ただ単に政権にすり寄るのではなく、まさにしっかりとした政治を志向する中で自らの力で政権を取りに行く、その姿を何ものにも代え難い大きな迫力だと思う。その愚直さを持ってこれからの民主党は歩んで行くべきだと私は考えています。 

 いわゆる自民党中心の政治がややもすると、金権体質の中に染まる中で、私たち民主党は決してそのような体質に染まらない、苦しくともクリーンな体質を維持しながら、だからこそ常に国民の声が聞こえるんだと、それを最高の誇りとして進めて行かなければならないと思っています。(拍手)

 それこそ、民主党の名にふさわしい民主主義の原点ではないでしょうか。だとすれば、私はここで2点のことをお誓い申し上げたい。

 第1点は、今回の選挙戦、見事なまでの皆様方のご指導の元で無事に終えることができました。選挙中あるいは選挙前、寄り合い所帯だからさらに選挙が終わったらバラバラになるなどというご批判をいただきました。けっしてそんなことはない。民主党は明日の日本をめざして、さらに迫力を持って挙党一致で臨んでいきたいと思いますから、どうぞ挙党態勢を組ませていただきますようにお願い申し上げたいと思います。(拍手)

 今ひとつは、我が身を反省しながら申し上げたいと思いますが、党員の皆さん、民主党の支持者の皆様方の総意を持って進めさせていただくのが民主党でなくてはいけません。私はひとりの代表候補として自分の思いを、例えば憲法の議論などを述べさせていただきましたが、ただそれはあくまでも代表候補としてふさわしいか否か、皆様方にご判断いただく材料としてご呈示して、自分の思いは正直に申し上げたつもりです。当然のことながら、公党の代表になりました以上は、公党の責任者としての発言をしっかりとわきまえてまいりたいと思っておりますから、例えば憲法の問題も、すでに調査会が発足をしておるものですから、そのようなところで、大いなる議論を巻き起こしていただきたい。さきほど羽田先生のお話にもありましたように、私どもの民主党にはタブーはない。すべての議論をしつくしながら、国民政党により脱皮をして、近づいていこうじゃありませんか。そのための党員の皆さん、サポーターの皆さんの総意の結集をお願いを申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

 今回の代表選が終わりまして、先ほど横路さん、菅さん、羽田さん、さらに選管委員長の伊藤さん、その5名の方々とご相談申し上げました。これからの人事の問題やその前に行われなければならない機構改革に関しては、党の皆様方のご尽力をすでにいただいております規約や機構改革の答申を踏まえながら、また先ほどのご承認をいただきました線に沿って、しっかりと議論を進めてまいりたいと思っています。先ほど(大会議長の)佐藤謙一郎さんのお話の中で、ひょっとしたら今ここで役員人事が発表されるのではないかと期待をもたれた方がおられたとしたら、残念でございました(笑)。この人事に関してはこれからも挙党一致の態勢の中で、皆様方と相談を申し上げながら、しかし迅速性も必要だと思いますので、できるだけすみやかに決定をしてまいりたいと思いますが、どうぞそれぞれの皆様方の思いをお聞かせいただければ大変にありがたく思います。

 新たにお世話になりました羽田幹事長、今日はうれしいお話がございます。長野で村沢牧さん(参議院議員)が亡くなられて補欠選挙となります。民主党が新しい態勢の元で初めて行われる補欠選挙、なんとしても勝利を得なければなりません。その勝利を得るために、皆様方にご推挙申し上げるすばらしい候補者を私の口から発表させていただくことを本当に光栄に思っております。その名前は羽田孜幹事長のご子息の羽田雄一郎さんでございます。(羽田さん登壇・拍手)

 もう雄一郎さんの立派さに関しては、隣におりますと引け目を感じてしまいますので、(笑)あまり長くご挨拶すべきではないと思っておりますし、候補予定者に後はお譲りしたいと思っておりますが、この補欠選挙がどのような意義を持つのか、私が唱えさせていただいておりますようなニューリベラルの旗をしっかりと皆様方に味付けをしていただきながら、大きな旗として掲げていく。その最初の選挙でございます。いわば自自公をとるか、民主党をとるか、最初の天下分け目の戦いが9月30日に告示となります。もうあとわずかでございます。どうぞ皆様方の積極的なご尽力をいただいて、また雄一郎さんを通じて日本の民主主義ここにあり、民主党が自自公政権を倒すという大きな力をこの戦いでぜひ獲得できますように、重ねて恐縮ではありますが、皆様方のお力を賜りますようにお願いを申し上げ、いたらぬ身ではございますが、これから菅直人さんのリーダシップを勉強させていただきながら、皆様方のご指導もいただいて、代表として仕事をさせていくことをお約束申し上げ、お礼に返させていただきます。本当にありがとうございます。(拍手)
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