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2006/06/25
小泉政権5年間は、政治とは言えない政治 鳩山幹事長、京都で
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鳩山由紀夫幹事長は25日夜、京都市を訪問。北神圭朗衆議院議員の集会で挨拶を行い、小泉政権5年間を振り返って、厳しい状況に置かれている方々の厳しさがますますつのる5年間になってしまったなどとして、政権交代の必要性を力強く訴えた。

 鳩山幹事長は会場を埋めた大勢の聴衆を前に、副幹事長などを務める北神議員への期待感を改めて強調するとともに、現在の政治情勢にも言及。「小泉改革と称される5年間はいったい何だったのか」とし、小泉首相を評して、「情におぼれない方だが、愛情の全くない方だ」と厳しく指摘。年金や介護の問題に触れながら、「厳しい方々にますます厳しさがつのるような5年間になってしまった」と語った。

 同時に、増税路線を進む小泉政権の姿勢を批判し、「結果として、格差が拡大する状況になっている」現状に懸念を表明。格差をできるだけ少なくし、「厳しい状況に置かれている方々のために政治はある」との考えを示しながら、「何としても政権交代をしなければならない」との決意を改めて力強く訴えた。

 「小泉改革と称される改革」そのものについても、鳩山幹事長は批判の目を向け、「形だけの改革であって、政治とは言えないような政治が繰り広げられてしまうばかりだった」とし、「若い人たちにばりばり働いていただいて、国政を変えてまいりたい」などと語って、大きな拍手を浴びた。

 また、地元京都選出の福山哲郎参議院議員(党京都府総支部連合会会長)や前原誠司前代表らも挨拶に立ち、それぞれ、政権交代に向けて京都からのろしを上げる、などとして、その力強い決意を語った。

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