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2006/07/11
両院総会で代表選挙日程を決定 9月25日に代表選挙集会を開催


民主党の両院議員総会が11日午後、党本部で開かれ、任期満了に伴う代表選挙の日程を了承、正式に決定された。代表選挙の告示は9月12日、選挙期日は9月25日となる。

 この日の総会では冒頭、小沢一郎代表が挨拶し、先の中国訪問にに触れて、「中国の招待で、代表代行、幹事長、参院議員会長の4人を団として訪問してきた。それなりにいい成果だったと思う」などと総括した。その上で、「来年の参院選挙に向けて、候補者の擁立作業を、1人区を中心に努力しているところだ。政治の転換をめざす、この点で力添えをお願いする。8月のお盆前に決められるところは決める。地元の皆さんと合意できるよう、ご理解とご協力を」などと参議院選挙に向けた協力を改めて要請した。

 続いて鳩山由紀夫幹事長が党務報告に立ち、北朝鮮ミサイル発射問題対策本部を設置したこと、10月の衆議院補欠選挙の公認候補を決定したこと(神奈川16区後藤祐一候補、大阪9区大谷信盛候補)、衆議院公認内定者が88人となったこと、国会議員公募に1314人の応募があったこと、沖縄で14日に全国幹事長・選挙責任者会議を開催すること、党員・サポーターの定時登録者が24万人を超えたこと、などについて報告した。また、この夏に党員・サポーターを集めた政策・対話集会を開くことを明らかにし、各議員の協力を要請した。代表選挙の期日に関しては、告示を9月12日、選挙期日(代表選挙集会)を9月25日とすることが常任幹事会で決定されたことを報告し、総会での承認を求めた。続いて松本龍中央代表選挙管理委員長も、代表選挙の公告、規則に関して報告した。

 これに対して出席議員からは、代表選挙に関し、代表選挙の候補が一人だった場合でも、何らかの形で、党員・サポーターが関与できるように」との要望が出された。この要望について鳩山幹事長は、「夏の党員・サポーター対話集会はそのためにも開く。何らかの努力をする」などと答えた。報告は異議なく承認され、最後に輿石東参議院議員会長が、総会閉会の挨拶を行って終了した。
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