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2006/07/12
鳩山幹事長、フィリピン日本議員連盟一行を党本部に迎え意見交換
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 鳩山由紀夫幹事長は12日、パンフィロ・ラクソン・フィリピン共和国上院議員を団長とするフィリピン日本議員連盟一行を党本部で迎え、意見交換した。党側からは田名部匡省両院議員総会長(参議院議員)、長妻昭『次の内閣』ネクスト国土交通大臣、末松義規国際局長、泉健太青年局長(各衆議院議員)、尾立源幸調査局長、白眞勲国際局副局長、松下新平男女共同参画推進本部副本部長(各参議院議員)が出席した。

 冒頭の挨拶に立った鳩山幹事長は、来日と来党に歓迎の意を示すとともに、出席議員を中心に日本フィリピン議員連盟(仮名)を党内に立ち上げていく考えを表明。「もともと日本人はフィリピンのみなさんに友好的な思いを持っているので、議員連盟の必要性を感じなかったのかもしれないが」と前置きしたうえで、今後設置に取り組んでいくとした。

 また、司会の末松国際局長からクールビズのスタンスで上着を脱いでの意見交換が提案されたのに関連して、「友好の証としてクールビズを受け入れてくれたことに感謝する」と鳩山幹事長は発言。フィリピン政情がどのような状況にあるか伺い、フィリピンと日本との友好確立に向け、何をなすべきか、まさに胸襟を開いて議論しようと呼びかけた。

 自己紹介に続いて行われた意見交換で、白議員が靖国神社問題をどう見るか質問したのに対し、「14名のA級戦犯が合祀されている以上、日本国総理大臣は参拝すべきでない」との考えをフィリピン側は明示。「入浴の際、私人として入るか大統領としてか問われても、私人と断定できない。公職にある限り、私人になる時間などない」と語った  エストラーダ元大統領などの発言も引用して、私人と限定する術はないことを指摘し、フィリピン各紙も日本国総理の靖国参拝には批判記事が掲載されることが多いことを明らかにした。また、今後も交流して行くことが提案されるなど、なごやかな意見交換が行われた。

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