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2006/07/15
鳩山幹事長、沖縄県の各団体を訪問し、意見交換行う
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鳩山由紀夫幹事長は15日午後、沖縄県内で様々な活動をしている団体のみなさんを訪ね、これからの民主党の政策作りに反映させるため、率直な現場の声や政治への要望を伺った。

 鳩山幹事長はまず、「ソーシャルハウスあごら」を訪問。小規模作業所や授産施設の運営者、ソーシャルワーカー、施設利用者の皆さんを前にして「愛に包まれた中で幸せな毎日を送れるよう民主党も手伝いできればと思う」と述べ、活動の実情などについて率直な意見を求めた。出席者からは、経済負担への不安の声、地域活動の支援に関する要望などが寄せられた。

 鳩山幹事長は「今の政治は、弱者を切り捨てる方向になりすぎている」と指摘した上、力不足を悔いるだけではなく、将来の不安を消せるように、時間をかけて現場の声を聞く機会を作りたいとした。

 続いて鳩山幹事長は、沖縄県中小企業青年中央会との懇談会に出席し、「この国を引っ張る中小企業の更なる発展のために行動を進める」などとの考えを示した上で、観光振興策などについて出席者と意見交換を行った。党の政策や見解を見える形で示してほしいという要望を受けた鳩山幹事長は、地域で頑張るみなさんが主役になる国を作りたいと答え、党の「地域主権」の考え方を説明した。

 同日夕には、沖交労・琉球バス組合を訪問。琉球バス株式会社の第一交通産業株式会社への営業譲渡問題について報告を受けた。沖縄県が観光立県として多くの観光客を受け入れてゆく中で、バスの役割が広がるなどと指摘し、厳しい環境であるが結束して頑張ってほしいと激励した。

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