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2006/07/22
小沢代表・鳩山幹事長・横路副議長、札幌市でのセミナーに出席
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小沢一郎代表は22日、札幌市内のホテルで行われた「民主党北海道政治セミナー」に出席。鳩山由紀夫幹事長、横路孝弘衆議院副議長とともに「民主党の政権戦略を語る」と題したパネルディスカッションを行った。コーディネーターは北海道大学の山口二郎教授が務めた。セミナーには1000人の支持者らが集まった。

 小泉政権5年間の総括を求められた小沢代表は、「改革という言葉だけが踊って国民のための改革に値するものは何も出されなかった。むしろ社会の矛盾が目立ってきた5年間だった」と述べた。鳩山幹事長は、「自由民主党から自由と民主主義がなくなり、愛のない政治が行われた」と批判。横路副議長は、「自民党を壊すと言った小泉さんは日本の社会を壊した。それはモラルを持って、謙虚で、助け合ってきた社会だ。公正・公平・政治・平等・勤勉・努力といった言葉を復権させていかなくては」などと語った。

 また、5年間で疲弊した地方をどのように建て直すのか問われた小沢代表は、「地方分権を実行せずして地方と都市の格差を無くすことはできない。何としても民主党政権でこれを断行したい」と答えた。山口教授から、小泉政権が官僚の抵抗にあってできなかった地方分権を民主党ならできるとする根拠を求められると、「役人に順法ストをされたら改革はできない。小泉さんは見識も持たずに役人に丸投げしたから抵抗された。役人と基本の議論をして負けるようではだめ。政治家自身がきちんとした見識、理念、政策を持っていれば、地方分権をできないはずはない」と力強く述べた。(記事・写真/民主党札幌)

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