民主党のB型・C型肝炎総合対策推進本部は25日午後、国会内で第2回会議を開き、薬害肝炎訴訟の弁護団からヒアリングを実施し、今後の取り組みについて意見交換した。
冒頭、菅直人本部長(代表代行)は「司法の場での取り組みも続くと思うが、厚生行政の中での取り組みが重要課題になってくるのではないか。民主党としても、それぞれの立場でしっかり取り組みたい」と挨拶した。仙谷由人本部長代行(『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣)は、与党が閉会中審査になかなか応じようとしない実情に言及した上、現場の声をつぶさに聞いて追及を続ける考えを示した。
会議では、鈴木利廣・薬害肝炎全国弁護団代表、山西美明・大阪訴訟弁護団事務局長から、国が講ずるべき対策などについて意見を聞き、質疑を行った。その後、国や自治体への働きかけの内容や当面のスケジュールなど、今後の党としての取り組みについて意見交換した。
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