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2006/07/27
小沢代表、意見交換会に出席し、党の政策など説明 秋田県で
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 小沢一郎代表は27日午後、秋田県を訪問し、意見交換会に出席した。

 議員の皆さんを中心にした意見交換会で挨拶に立った小沢代表は、冒頭、党に所属している方ばかりではなく、多くの方々に集まっていただいたことに謝意を表した。その上で、来年の参議院選挙に言及。「何としても勝利しないといけない。勝利することは間違いないが、参議院における過半数を、何としても、反自公の野党グループで確保しないとならない」と指摘し、自公を過半数割れに追い込む目標で作業を進めていると説明した。

 最大の決戦の場である29の一人区については、各県を周る中で、今の農政に対する不安感と不信感を真摯に訴える声に接したことを紹介。「一人区ほど、本気になってみんなで力を合わせれば、理解されうる」と述べ、東北6県の一人区(青森・秋田・岩手・山形)のうち、候補者がまだ決まっていない秋田県で、擁立に向けた取り組みを求める考えを示した。

 小沢代表は続いて連合秋田との意見交換会に出席。終了後に、京野秋田県連幹事長と記者会見を行った。この中で小沢代表は同日の意見交換会の内容について「できるだけ早急に、皆が協力できる候補者を擁立するように努力しようという確認をしあった」と説明。「みんなで一緒になって応援し、県民の皆さんに理解していただける候補者を努力して知恵を出して選ぶ、これにつきる」とした。

 また、雇用や少子化対策、基本政策の取りまとめなどについて話し合われたことにも言及し、特に農業政策について「不足払い方式の所得保障の話をした。皆さん大いに関心があったように思う」と振り返った。

 米国産牛肉の輸入再々開の決定については、政府による調査の問題点などを挙げて「国民に対して大いなる冒とく的な行為ではないか」と指摘。「日本の国内における食の安全に関するルールをクリアしていない」とした。このほか、自民党総裁選や原子力エネルギーに対する見解を記者から問われ、質問に答えた。

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