民主党は31日午後、党本部で第1回の総合選挙対策本部役員総会を開催し、対策本部の構成を改めて確認。今年10月に実施される衆議院議員補欠選挙(神奈川県第16区・大阪府第9区)への対応について参加者間で協議を行った。
冒頭、鳩山由紀夫幹事長が挨拶し、神奈川と大阪の補選における勝利が、「日本を動かす最大の原動力になることは論を待たない」と指摘。党本部としての選挙に対する支援態勢などを議論したい、などと述べた。
安住淳選挙対策委員長からは、民主党公認候補が勝利した和歌山県議会議員補欠選挙の結果などについて報告があったほか、来夏の参議院議員選挙の「候補者擁立も佳境を迎えている」とし、参加者の一層の奮闘を呼びかけた。また、総合選挙対策本部の構成についても、小沢一郎代表を本部長、菅直人代表代行を本部長代行、鳩山幹事長を事務総長などとすることを改めて確認。神奈川16区については菅代表代行、大阪9区については鳩山幹事長をそれぞれ選挙対策の責任者とすることも決定した。
また、浅尾慶一郎『次の内閣』ネクスト外務大臣(参議院議員・党神奈川県総支部連合会代表)が神奈川16区の、平野博文総合調整局長(衆議院議員・党大阪府総支部連合会代表)が大阪9区の、現下の取り組み等についてそれぞれ説明。安住選対委員長からも今後の取り組み等について説明が行われ、菅代表代行をはじめとする参加者間で活発な議論が交わされた。
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