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2006/06/20
党本部で常任幹事会を開催 衆院大阪9区補選での公認を決定
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20日午前、党本部において第375回常任幹事会が開かれ、参議院新役員の就任などが報告されたほか、衆院大阪9区補選での大谷信盛元衆議院議員の公認を決定した。

 会議は川端達夫常任幹事会議長の司会の下で行われ、まず鳩山由紀夫幹事長が報告を行った。鳩山幹事長は、参議院の新役員として、輿石東参院議員会長、今泉昭参院幹事長、郡司彰参院国会対策委員長が就任することが、規約にもとづいて小沢一郎代表によって承認されたことを報告した。これを受けて輿石参院議員会長は、「参院選に向けてがんばる。よろしくご指導いただきたい」と挨拶した。

 鳩山幹事長は、BSE問題などについて活発な運動を展開するため組織総局の下に三日月大造衆院議員を長とする国民運動局を設置することを報告した。幹事長は、松井孝治参院議員と村上ファンド関連会社との問題については、まず本人が詳細な調査を行って説明責任を果す必要があると述べた。さらに鳩山幹事長は、官邸より申し入れのあった党首会談は、国民新党や新党日本などを除いているため、小沢代表の判断で応じなかったと報告した。

 荒井聰国対委員長代理は、財政金融委員会では村上ファンドに対する福井日銀総裁の投資問題をめぐって、また国土交通委員会では姉歯建築士への告発をめぐって、それぞれ理事会が開かれることを報告した。今泉参院幹事長は、参院においても村上ファンドに対する日銀総裁の投資をめぐって審査を求めるため理事会が開かれことを報告した。松本剛明政策調査会長は、閉会中にしっかり政策を論議して成果を出していきたいと述べ、特に自衛隊のイラク撤退問題について一部撤退でしかないこと、航空自衛隊の活動が拡大されること等の問題点を指摘した。また、教育改革についてシンポジウムなどを開催していく計画を報告した。

 次に報告・承認事項に移り、まず安住淳選挙対策委員長が、神奈川14区の公認内定者が一身上の都合によって公認内定を辞退したことを報告し、承認された。大畠章宏組織総局長は、衆院選挙の結果を受けて総支部長を県連代表とする総支部代表者の変更を9件報告し、承認された。

 続いて協議事項に移り、安住選対委員長より、現職議員の死去にともなう衆院大阪9区補欠選挙の公認候補者に大谷信盛元衆院議員を決定する提案があり、決定された。これを受けて大谷候補が挨拶し、「なんとしてでも勝たなければならない」と決意を表明した。

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