8日午前、第377回常任幹事会が党本部において開かれ、代表選挙集会となる臨時党大会の開催要項を承認するとともに、来年の参院選に向けて第一次公認が決定された。
会議は川端達夫常任幹事会議長の司会の下に進められ、最初に鳩山由紀夫幹事長が報告を行った。鳩山幹事長は、秋の衆院補欠選挙に向けて総合選挙対策本部を設置したこと、党員・サポーターの定時登録の結果については、代表選挙に用いる小選挙区ごとの有権者数を中央選管から発表するとともに、登録目標数を超えた優良総支部はプレス民主の紙面で公表することによって表彰に代えることを報告した。また、鳩山幹事長は、代表選挙の管理を行う中央選管事務局の事務長として、平野博文総合調整局長を任命した。
荒井聰国会対策委員長代理からは、閉会中審査を実現しており、今後11日にイラク特別委員会、24日に総務委員会で閉会中審査が行われると報告した。郡司彰参院国対委員長は、11日に外交防衛委員会で閉会中審査を行うことを報告した。松本剛明政策調査会長は、観光政策調査会の中間報告が提出されたこと、小泉内閣の政策の問題点を取りまとめていることなどを報告した。安住淳選挙対策委員長は、18日に告示される千葉県議会補欠選挙において軍司俊紀氏の公認を決定したことを報告した。平野総合調整局長は、アジア・アスベスト会議への国会議員の派遣について報告した。
次に報告・承認事項に移り、鳩山幹事長は、高木義明副代表を本部長とする豪雨災害対策本部の設置を事後報告するとともに、代表選挙集会を兼ねる臨時党大会を9月25日に都内で開催することや、代表選挙投票権を中心とする大会議決権などを定めた臨時党大会開催要項を報告し、いずれも承認された。また、同大会の内容は、大会実行委員会(燒リ義明委員長)と中央選挙管理委員会(松本龍委員長)で協議して決定することとされた。また、大畠章宏組織総局長は、総支部・行政区支部の設立と総支部の代表者の変更を報告し、承認された。
次に協議事項に移り、安住選対委員長が参院選挙について、選挙区選挙における公認25名(現職13名、新人12名)、比例代表選挙における公認8名(現職)の33名の第一次公認、および比例代表選挙における公認内定11名(元職1名、新人10名)を提案し、全員一致で決定された。
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