トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2006/09/06
慶事を喜ぶとき。皇室典範議論は慎むべき 親王殿下誕生受け幹事長
記事を印刷する



 鳩山由紀夫幹事長は6日午前、秋篠宮妃紀子様の男児出産について、党本部で記者団から感想を尋ねられたのに対し、「親王殿下をご誕生あそばされたことを党としても国民の多くの皆さんと共に喜びあいたい」と答えた。

 特に天皇陛下、皇后陛下、秋篠宮殿下、紀子様はじめ皇室の方々にお喜びを申し上げたいとするとともに、お生まれになった親王殿下の健やかなご成長と帝王切開された紀子様の速やかなご健康の回復を心からご祈願申し上げたいとも語った。

 親王殿下誕生で今後、皇室典範改正の議論に少なからず影響を与えるのではないかとの記者団からの指摘には、「伺えば、41年ぶりの男のお子様誕生と聞く。そのご慶事を素直に喜ぶべきときであって、今ここで皇室の在り方について声高に話をするのはいかがかと思う」と述べ、親王殿下のご成長と妃殿下のご回復を静かに祈るべきときであって、皇室典範改正の議論を行うべきときではないとの認識を示した。

 新政権における皇室典範改正議論へ与える影響を問われたのには「(小泉政権下における議論)当時からも議論をするのは拙速ではないかとの指摘があった」としたうえで、女性の天皇陛下が将来登場することも十分あり得るべきことではないかということで議論を始めていたところもあったが、現時点においてはこうした議論をむしかえすべきときではないとの自らの考え方を鳩山幹事長は提示。そうした考えに基づき、新政権下においても拙速な議論は慎むべきだとの認識を示した。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.