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2006/09/25
党豪雨災害対策本部、台風13号被害について防災担当相へ申し入れ


 台風13号により九州地方を中心に大きな被害が発生したことを受け、党豪雨災害等対策本部の高木義明本部長らは25日、沓掛哲男・内閣府防災担当大臣を訪ね、「平成18年台風第13号被害に関する申し入れ」を手渡した。

 申し入れにおいて高木本部長は、竜巻発生をはじめとして九州地方各地で大きな被害が発生しており、とりわけ農業被害が甚大なものになっていることを指摘、佐賀県内の干拓農地においては満潮と強風が重なったことにより大規模な塩害が発生していることに言及した。また同席した党佐賀県連代表の原口一博衆議院議員は、塩害の発生は極めて広範囲にわたっており、これまでの通常の台風とは異なったタイプの被害が生じていることに懸念を表した。

 これについて沓掛防災担当大臣は、関係省庁と連携のうえ被害復旧・復興に万全を期すとともに、とりわけ農業面における激甚災害指定を進めることを言明した。

 申し入れには、高木・豪雨災害等対策本部長、原口・党佐賀県連代表のほか、長妻昭『次の内閣』ネクスト国土交通大臣、奥村展三・衆議院災害対策特別委員会筆頭理事、佐賀2区が地元の大串博志衆議院議員が同行した。
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